加湿器の適用畳数が足りないけど大丈夫?そんな時の効果的な使用方法を紹介!

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加湿器の適用畳数が足りていないけど、これってちゃんと加湿できるのかな、って思ったことありませんか?

このような加湿器を使用すると、湿度が上がりにくくなったり、設定の湿度まで上がるのに時間がかかったりします。場合によっては設定の湿度まで上がらないことも。

この記事では、適用畳数(適用床面積)が足りてない加湿器を、効率的に使用する方法について解説していますので、すぐに加湿器を買い替えられないって人は参考にしてみてください。

記事の内容
  • 加湿器の適用畳数が足りないと湿度は上がりにくくなる
  • 断熱対策や空気の循環で加湿効果を高める方法
  • サーキュレーターや観葉植物を活用して加湿効果をアップする方法
  • 部屋の広さに合った加湿器を選び方
目次

加湿器の適用畳数が足りないとどうなるの?

加湿器の適用畳数適用床面積)が足りてないと、当然だけど部屋の湿度が上がりにくくなっちゃうの。適用畳数が足りていなくてもある程度の加湿はできるんだけど、やはり湿度が上がるのに時間がかかったり、目標の湿度に達しないことが多いの。

もちろん、湿度は部屋の状況や室温と外気温の差、換気の状況によっても影響を受けるので、一概には言えないんだけど力不足なのは事実。

加湿器のパワーが足りていないってことは、つまり空気の乾燥が解消できないってことなので、肌がカサカサしたり、のどや目が痒くなりやすくなるので、できればちゃんと加湿したいですよね。

つまり部屋の広さに合った加湿器を使いなさいってことなんだけど、加湿器の選び方は最後に紹介することにして、適用畳数が足りていない加湿器でなんとかする方法について紹介していくね。

適用畳数が足りない加湿器でもできる対策

ちょっと理由があって、「今ある加湿器をすぐに買い替えるのはちょっと…」って人向けに、加湿効果を上げることができる工夫をいくつか紹介します。

断熱対策で加湿効果をアップ

加湿効果をアップするおすすめの対策はコレ!

  • 断熱シートやプチプチを窓(内側)に貼る
  • カーテンを厚手のものにする

これらはいずれも結露を防ぐための対策です。

結露は空気中の水分(水蒸気)が、外気に触れて冷たくなっている窓に触れて液体(水)にもどる現象です。なので、結露が起きると空気中の水分が減る、つまり湿度が下がってしまうわけです。

断熱シートを窓に貼ると、部屋の暖かい空気が外気で冷たくなっている窓に届きにくくなるので、結露もしにくくなるという理屈なんですね。

断熱シートをは、外気の冷たさを室内に伝わりにくくしているので、室温を暖かく保つことにも役に立ちます。

厚手のカーテンも、カーテンと窓の間に「断熱剤」となる空気の層ができることで、断熱シートと同様の効果が期待できます。

カーテンは厚手でないと、熱が室内から窓側へ、窓側から室内へ伝わりやすくなり断熱効果が下がってしまうので注意してくださいね。

空気の循環で湿度を均等に

サーキュレーターや扇風機を使って、湿った空気を部屋全体に行き渡らせるのも良い対策です。

こうすることで、加湿された空気が部屋の隅々まで均等に行き渡り、湿度のムラを防ぐことができるんです。

特に広い部屋や天井が高い部屋では、空気が滞留して湿度が上がりにくい部分が出てきやすいけど、空気を循環させることでその問題が解消さます。

手軽にできる加湿補助の工夫

濡れタオルを部屋に干すのも手軽に加湿効果を高める方法です。

タオルが乾く過程で水分が蒸発して、部屋の湿度を上げてくれます。特に夜、寝る前にタオルを干しておくと、朝起きたときに喉がイガイガしにくくなります。

そのほか、観葉植物を置くのも良いかもしれません。

植物は水を吸って蒸散するので、自然に部屋の湿度が上がります。それに植物を置くと見た目もリラックスできるから一石二鳥ですね。

さらに加湿効果を高めるための工夫

加湿器の置き場所を工夫する

加湿器の効果をもっと引き出すためには、置き場所もすごく大事なんです。

加湿器は部屋の中央に置くと効率的ですが、実際にど真ん中に置くのはちょっと難しいですよね。

だから、前に物がない場所やエアコンの風が直接当たらない場所に置くと良いでしょう。暖房の風が加湿器に当たっちゃうと、加湿器が正しく湿度を感知できなくなることもあるから注意してね。

加湿器は床に直接置くよりも、少し高さのあるテーブルや棚に置くほうが効果的です。

床付近は温度が低くて湿度センサーが誤作動することがあるから、加湿器の効果を最大限に引き出したいなら、こういう置き方の工夫も試してみてね。

また、加湿器を窓際から離して置くことも大切です。

窓際は外の冷たい空気の影響を受けやすく、加湿器のセンサーが正確に働かないことがあるので、できるだけ部屋の中心に近い位置や、風の流れがよいところに置くと効果的です。

定期的なメンテナンス

加湿器を使う際には定期的なお手入れも忘れないようにしてください。

フィルターにホコリや水アカが溜まっていると、加湿効果が落ちてしまいます。

定期的にはフィルターを掃除したり、タンクをクエン酸で洗ったりし、長く加湿器の性能を保てるようにしましょう。

部屋に合った加湿器の選び方とは?

どうやって部屋に合った加湿器を選べばいいかというと、「適用畳数適用床面積)」を目安に選ぶのが基本です。

この表は、その加湿器がどれくらいの広さまで対応できるかを示しています。木造の家だと湿度が下がりやすいので、同じ畳数でもプレハブ洋室よりも適用畳数が小さくなっています。

加湿器の性能は定格加湿能力で表され、その数値は加湿器のカタログや取扱説明書に書かれています。

表の見方は、例えば8畳の和室なら450mL/hの加湿器を、25畳の洋室であれば900mL/hの加湿器を選びます。

20畳の洋室は表に記載がありませんが、この場合は22畳の加湿器を選んでください。

室温20℃、湿度30%時に、1時間あたりで放出できる水分量=(例:500ml/h)をもとに適用床面積(目安)は決められています。これは一般社団法人 日本電機工業会規格「JEM1426」で定められています。

木造住宅和室とプレハブ住宅洋室

木造住宅和室」は、従来工法を使用して作られた木造住宅の部屋。洋室も含みます。

プレハブ住宅洋室」は、気密性の高いプレハブ住宅や高気密住宅、鉄筋コンクリートのマンションの部屋。和室も含みます。

まとめ

本記事では以下のような内容について解説しました。

  • 加湿器の適用畳数が足りないと湿度は上がりにくくなる
  • 断熱対策や空気の循環で加湿効果を高める方法
  • サーキュレーターや観葉植物を活用して加湿効果をアップする方法
  • 部屋の広さに合った加湿器を選び方リスト

加湿器が適用畳数に合わない場合でも、工夫次第で加湿効果をアップさせることができるから、ぜひ紹介した方法を試してみてください。

断熱シートやカーテン、サーキュレーター、濡れタオルや観葉植物など、手軽にできる対策がたくさんあるから、できるところから実践してみてね。

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