加湿器の生乾き臭はアロマオイルのせい？原因と対処方法を詳しく解説！

この記事では、アロマ機能付き加湿器から発生する生乾き臭の原因とその対策について解説しています。

アロマオイルや雑菌・カビが原因となるケースに分けて、それぞれの問題に対処する方法や、加湿器を清潔に保つためのコツについて紹介していますので、気になる方は参考にしてください。

記事の内容

なぜアロマ加湿器で生乾き臭が発生するのか？

アロマ機能付き加湿器から生乾き臭がや酸っぱい臭い、あるいは雑巾のような臭いが発生することがあります。これらの原因は、主に「アロマオイル」または「雑菌やカビ」のどちらかにあります。

いわゆる「アロマオイル」には油性のもの（精油）と水溶性のものとがありますが、加湿器によってどちらのタイプのアロマオイルを使用するかが決まっています。

対応していないタイプのアロマオイルを使用すると、加湿器として正常に動作しないだけでなく、生乾き臭やその他の異臭の原因となることがあります。

加湿器の掃除のときに、内部のパーツにオイルが付着し洗い残しとなってしまうこともあり、そこで雑菌が繁殖した場合にも臭いの元となります。

加湿器が対応しているアロマオイルのタイプは取扱説明書に書かれていますので、不快な臭いが気になる場合は一度確認しておくと良いでしょう。

アロマ機能付きの加湿器に限らず、加湿器内の雑菌やカビは嫌な臭いの最大の原因です。

特にタンク内の水を何日も交換せずに使用していると雑菌やカビが繁殖しやすくなりますので注意が必要です。

対策としては、水の入れ替え、掃除、乾燥が大切になってきますが、こちらについては後でもう少し詳しく解説します。

加湿器に合ったタイプのアロマオイルを使用していれば、アロマオイルが原因の異臭は基本的には出ないと考えられます。

しかし、アロマオイルの非常に品質が低い場合など、異臭の原因がアロマオイルにあると疑われる場合には、無水エタノールでの洗浄をしてみてください。

アロマオイルの油分をしっかり取り除くには、無水エタノールを使ってタンクやディフューザーの内部を拭き取るのが効果的です。

これにより油分が分解され、香りもしっかりと落ちるため、次回使用時に新たな香りが混ざる心配も減ります。特に、アロマオイルの種類を頻繁に変える方にはこの方法が有効です。

フィルターやタンクはつけ置き洗いをすることで、より効果的に雑菌を除去できます。つけ置きにはクエン酸水や重曹水を使用すると、こびりついた汚れも取り除きやすくなります。

クエン酸はカルシウムなどのミネラルを溶かす効果があり、内部にこびりついた白い汚れも効果的に除去します。

フィルターは特に雑菌がたまりやすいため、つけ置き洗いは非常に有効です。また、つけ置き後にはしっかりと乾燥させることで、再び雑菌が繁殖するのを防ぎます。

加湿器の水は毎日交換し、使用後はタンクを空にして乾燥させましょう。

毎日水を入れ替えることで、雑菌やカビが繁殖するリスクを減らし、清潔な状態を保つことができます。

また、タンクの水を継ぎ足して使うことは避け、毎回新しい水を入れることが清潔を保つポイントです。衛生的な状態が維持され、臭いの発生を最小限に抑えられます。

安価なアロマオイルには人工香料や不純物が含まれていることがあり、加湿器内に残りやすく、臭いの原因となることがあります。

必ず信頼できるメーカーの高品質なアロマオイルを使用しましょう。また、品質の良いオイルは香りの持続性も高く、部屋全体に均一に広がるため、快適な空間作りに役立ちます。

当たり前のようですが、アロマオイルを加湿器で使う場合はアロマ対応の加湿器を必ず使用してください。

アロマ非対応の加湿器でアロマオイルを使用すると、効果的に香りが広がらないだけでなく、故障や異臭の原因となったりします。

トラブル無く香りを楽しむために、アロマオイルの使用を前提に設計されているアロマ加湿器を使用しましょう。

本記事では、アロマ機能付きの加湿器での生乾き臭について、以下のような解説を行いました。

アロマ加湿器を使うときは、定期的な清掃と品質の良いオイルの使用がポイントです。加湿器の内部を常に清潔に保つことで、生乾き臭を防ぎ、お部屋に心地よい香りを広げましょう。