暑い時期の外出をも涼しくしてくれるハンディファン(ハンディ扇風機)はとても便利ですが、毎日のように使っていると、少しずつ汚れが目立つようになってきます。
汚れたままでは、見た目もキタナイですし、不衛生でもあります。
本記事では、ハンディファンの掃除するときの「お掃除スティック」の使い方と、掃除するときの注意点についてまとめてあります。あなたのハンディファンの掃除にお役立てください。
お掃除スティックはガードと羽の掃除に使おう
お掃除スティックは、回転する羽のカバー部分(ガード)と羽自身(回転し風を送る部分)の清掃に使用します。
ハンディファンを掃除の仕方を順番に解説していく中で、お掃除スティックの使い方も説明しますね。
長い間どこかに置きっぱなしになっていたような場合で、はっきりとホコリが溜まっていることが分かる場合は、まず最初にホコリを取り除きましょう。
掃除機で吸い取るか、下のようなエアダスターでホコリを吹き飛ばします。
エアダスターを使うときは、ホコリを部屋中に撒かないよう家の外で作業を行いましょう。
「本体部分」というのは、図の赤い四角の部分、ハンディファンを持つときに握る部分のことです(この部分にバッテリーや電子回路なども収められています)。
本体部分に汚れがある場合は、中性洗剤か石けんを水で薄めたものを布に含ませて、汚れを拭き取るようにします。
羽をガードしている部分の外側に、汚れがある場合は、同様に汚れを拭き取ってください。
さて、ようやくお掃除スティックの出番です。
お掃除スティックは、長い柄の付いた平たい綿棒(綿ではありませんが)のような形状をしており、ガードや羽の面の部分が拭きやすくなっています。
綿棒では汚れを取り除くことのできない狭い部分も、平たい先端部分(ヘッド)を縦に使うと汚れを効率よく落とせます。
下は商品の一例ですが、購入する際はハンディファンを傷付けないよう、ヘッドが柔らかいものを選んでくださいね。
掃除の方法は、本体部分と同じく、薄めた中性洗剤や石けんを、お掃除スティックの先端部分に染み込ませ、汚れを取り除いていきます。
液体を染み込ませた先端部分は、少し湿っていれば十分です。汚れを拭き取るときに、液体が流れ出るほど染み込ませてはいけません。内部に入って、ハンディファンが故障する可能性があります。
ガードの部分は(めんどうですが)比較的作業がやりやすいですが、羽の部分は羽が動いてしまうためやりにくいですよね。
そんなときは、下の画像のように、割りばしで羽を固定するとやりやすいですよ。
ハンディファン掃除の注意点
ここでは、ハンディファン(ハンディ扇風機)の掃除をするときに、ついついやってしまいがちな注意点について解説します!
アルコールを使ってはダメ
消毒や殺菌も兼ねてアルコール液を使って掃除する、なんてことは決してしないでください。
ハンディファン(ハンディ扇風機)は、ABS樹脂あるいはポリプロピレンなどでできています。ハンディファンの変色したり、変形したりすることがあります。
同様の理由で、シンナーやベンジンなどの溶剤系の液体の使用も厳禁です。
水洗いもNG
シャワーでお湯(水)をかけながらブラシでゴシゴシ、なんてことはしないでください。
ハンディファンは電化製品です。精密な電子回路も組み込まれています。内部に水が入ると故障の原因となりますので、「水で丸洗い」的なことはしないでください。
中には防水性能のあるハンディファンもあると思いますが、水をかけながら洗えるほどの防水性能はありません。
分解しちゃダメ
ハンディファンの多くは分解できるように作られていません。このようなハンディファンを無理に分解すると、元通りに組み立てることができないことが多いんです。
ハンディファンは、ガードの内側と羽の隙間が微妙な間隔で組み立てられており、無理にバラしたあと組み立て直すと、羽とガードが当たるなどの問題が起きやすいです。
分解が可能なハンディファンであれば問題ないですが、そうでない場合は分解するのはやめましょう。
まとめ
本記事では、ハンディファン(ハンディ扇風機)の、お掃除スティックを使った掃除方法について解説しました。
ハンディファンは、これからの暑い時期にとても重宝しますが、キレイに掃除して、いつも気持ちよく使えるようにしたいですよね。
本記事が、ハンディファンの掃除を行う人に少しでも役立てたらうれしいです。